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「乾燥肌なのに、なぜかテカって困る」
「冬なのに肌が皮脂っぽい」
そんな人はインナードライ肌の可能性があります。
エナ
肌の表面は一見うるおっているようにも見えるので、テカリを抑えるためのケアを続けていると悪化させてしまうのがインナードライの怖いところ!
今回は、ちょっと手ごわいインナードライ肌の原因と対策、そして改善方法について簡単にお話ししたいと思います。
インナードライ肌の原因と対策
私がインナードライに気づいたのは、コスメカウンターで水分量と油分量を測ってもらったのがきっかけ。
そのころの私は、メイクのノリがあまりにも悪くて、ファンデーションが肌の上をすべってうまくのらないのに悩んでいました。
エナ
「保湿が足りていないのかも」と思い相談してみたのですが、肌内部の角質層が想像以上にカラカラに乾いていることがわかってかなりショックを受けました・・。
正直、それまではインナードライという言葉すらよく知らなかったんです💦
インナードライ肌とは?
インナードライ肌とは、肌の表面は皮脂の分泌が多くてテカったりべたつくのに、肌内部の水分量は足りずに乾燥している肌のこと。
なんと、女性の70%近くがこうしたインナードライ肌だと言われています。
インナードライ肌がテカっているのは、肌からこれ以上水分が失われないように一生懸命皮脂を分泌して守っている状態だから。
つまり、肌のテカリは皮脂と水分のバランスが崩れている証拠なんです!
このような状態の肌では、正常なターンオーバーも行われないので、ほうっておくとシワやシミ、たるみなどの肌の老化が進んでしまうという恐ろしい事態に💧
まずはインナードライ肌かどうかを見分けよう
一見すると乾いているようには見えないので、「自分は油性肌だ」と思い込んでいる人が実は「隠れ乾燥肌」だったということも。
インナードライ肌であることに気づかず油性肌のケアをしていると、肌の弾力やハリがどんどん失われ乾燥がさらに悪化してしまいます。
テカテカするからといっても、それが「インナードライ」なのか、単なる混合肌や油性肌なのかわかりにくいですよね。
まずは、自分がインナードライ肌かどうかをチェックしてみましょう。
インナードライ チェック表
□ 皮脂の分泌を抑えるケアをしているのにいつまでもテカる
□ 毛穴が開いて乾燥しているのにニキビができる
□ 洗顔後何もつけないでいると、テカリが出てきて肌がつっぱる
□ 化粧水が肌に浸透しにくいと感じる
□ メイクのノリも持ちも悪く、すぐ崩れてテカる
こうした項目に心当たりがある時はインナードライの可能性があります。
もし、自分ではわからないときは、コスメカウンターなどで肌内部の水分量と油分を測ってもらうことをオススメします。
インナードライ肌の原因とは
どうしてインナードライ肌になったのか、原因を知らないままケアしても効果は半減してしまいます。
実際、間違ったケアを続けてしまったために、ますます肌内部の乾燥を悪化させてしまう人はたくさんいるんですよ!
インナードライ状態になってしまった原因は、
- 紫外線や加齢のせいで肌内部のうるおいを保つバリアが弱まる
- 洗いすぎケアで肌に必要な皮脂を奪っている
の2つが重なること。
肌のテカリを抑えようとして洗いすぎるとさらに乾燥がひどくなって、”乾燥の悪循環”になってしまうこともインナードライの原因です。
エナ
40代になると、角層細胞を満たすセラミドの働きが低下し、肌表面のバリアが弱まっていきます。
そんな状態の肌に化粧品で刺激を与えたり紫外線を浴びるたりすると、肌は「大変だ!肌のうるおいを守らなくちゃ!」とせっせと皮脂を分泌。
皮脂のバリアで危機を乗り越えようとしてくれるんです。
洗いすぎで、せっかく肌が作ってくれた皮脂バリアを無理やり落とすようなケアは、弱った肌を刺激にさらす行為になってしまいます。
インナードライ肌の対策は?改善する方法3つ
「ちゃんと保湿化粧水や美容液を使っているからうるおいは補給できているはずなんだけど・・」という人もいるでしょう。
確かに、化粧水などできちんと保湿ケアすることは大切。
でも、弱った肌は「過剰な皮脂」という膜が貼られた状態なので、いくら化粧水をつけても吸収しにくいんです。
エナ
そこで大切なのは、
- 正しい洗顔で皮脂の分泌を正常に戻す
- 浸透力が高い保湿化粧品で肌の内側からうるおす
- 紫外線をブロックして乾燥を徹底的に防ぐ
の3つ。ポイントは、「皮脂を取りすぎないようにしつつ乾燥を徹底的に防ぐこと」です。
インナードライ改善方法1 顔を洗いすぎない
皮脂を取りすぎないためには、洗浄力の強い洗顔料やダブル洗顔を避けること✨
洗えば洗うほど、天然のうるおい成分である皮脂が失われ、肌表面の保護のために過剰な皮脂が分泌されるという悪循環に陥ります。
洗浄力の高い洗顔料には合成界面活性剤が含まれていることが多いのですが、泡立ちがよく汚れ落ちもいいかわりに、うるおいもごっそりと奪ってしまうので肌が弱っている人は避けるべき。
ダブル洗顔のいらないクレンジングや、肌に優しい天然のクレイ(泥)洗顔料などで洗うようにすると、見違えるほど肌の調子がよくなることも✨
肌に優しい30~35度のぬるま湯を使って、「一回で」汚れを洗いきりましょう。
ダブル洗顔いらずのクレンジング ベスト3【コスパ高い順】肌の調子が悪いときは思い切って朝の洗顔をやめるのもあり✨
その場合は、クレンジングのいらない日焼け止めやファンデーションを使っていると安心です。
【乾燥肌対策】”足さずに引く”スキンケアがおすすめ!インナードライ改善方法2 洗顔後は「急いで」「丁寧に」保湿する
「保湿をしなくては」と張り切りすぎて、油分の多いクリームをべったり塗ったり、ローションパックを長時間することはバリア機能の弱った肌の保湿には逆効果!
一度につける量を増やしたり時間をかけるほど保湿されるわけではないんです。
大切なのは、洗顔後すぐに保湿することと、適切なスキンケア化粧品を正しく使うこと。
ライスフォースを2ヶ月ライン使いしたら肌はどう変わった?【デメリットもレビュー】洗顔後や入浴後は肌からどんどん水分が蒸発していくので、急いでスキンケアをしましょう✨
理想は、洗顔したらすぐ化粧水をつけ、美容液をしっかりなじませたら、クリームでピタッとフタをするまでを数分で済ませること。
インナードライ肌にクリームは必要?
たまに「インナードライのケアにはクリームはいらない」という意見を目にしますが、クリームはきちんと使う方がいいと思います。
クリームは単に油分でフタをするだけではなく、肌の保湿効果を高めたり外部刺激からブロックしてくれる重要な役割をしてくれます。
さらに肌の生まれ変わりもサポートしてくれるから、ターンオーバーが乱れがちなインナードライ肌の人こそ使いこなしたいアイテム。
私の場合は、クリームまでしっかり使うことで逆に肌のテカリが改善されて、化粧のノリもよくなりましたよ😀
インナードライ改善方法3 あぶらとり紙や紫外線の刺激をさける
顔がテカると、ついあぶらとり紙やティッシュなどで拭き取りたくなりますが、できるだけ我慢!
摩擦で肌を傷めますし、肌に押し付けることで角質層が崩れる原因にもなってしまいます。
また、紫外線は肌を乾燥させる大敵なので、少しの外出でも日焼け止めやファンデーションを塗ることが大切。
日焼け止めは肌に負担の少ないものがおすすめです。
私が愛用しているのが、専用のクレンジングが要らない日焼け止めと肌を乾燥させないミネラルファンデーション。
低刺激なので肌にも優しいですし、何より洗いすぎを防いでくれるからインナードライ肌の改善には欠かせません。
エイジング世代が選ぶ!最高値「SPF50/PA++++」の日焼け止め つやありミネラルファンデーションは乾燥しがちな40代にこそおすすめ
きれいな「うるおい」肌を取り戻すために
インナードライに気づかずそのままにしておくと、肌の乾燥はひどくなり、しわやシミ、たるみ、くすみといった肌トラブルが増えていき、肌の老化も進行させます。
テカテカした肌が気になったら、「洗い過ぎに注意すること、保湿をきちんとすること、紫外線を浴びないこと」がポイントです。
きれいになるために一生懸命ケアをしているのに、逆効果になっていたら悲しいですよね。
長年の間違ったスキンケアで乾燥してしまった場合は、改善されるのに少し時間がかかるかもしれませんが、ていねいなケアを続けることで必ずつやのある肌が取り戻せるはずです。