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更年期に起こる肌荒れは、ほんとうにやっかい。
ただでさえ気持ちが不安定だったり、体調もすぐれない時期に起こる肌のトラブルは、どうしたらいいのか、途方にくれてしまいます。
私は以前、目の下のクマが急に濃くなった気がして皮膚科に相談したのですが、そこでくだされた診断は、
「お手入れしすぎかもしれませんね」
という衝撃のもの。
「え?お手入れ頑張ってるのに、どういうこと?!」と軽くパニック!
でも、先生のアドバイス通りにしばらくケアを変えてみると、肌の調子がみるみるよくなったんです。
今回はそんな「更年期のケアはやりすぎ注意」という体験談です。
肌荒れの原因はまさかの「ケアしすぎ」?!
40代に入って、多くの女性が「もっと肌の手入れをしないと」「高級な化粧品を使うべき」と今まで以上にスキンケアに力を入れるようになります。
使う化粧品の種類や数も増え、使うお金も増えていきます。
でも、なんだか思ったような効果が出ない・・・。そんな悩みを持つ人も多いのではないでしょうか。
更年期のケアの落とし穴
きれいな肌の条件は、適度な水分と油分をバランスよく保っていること。
更年期に入ると、女性ホルモン(エストロゲン)の分泌に変化があるなど、今までのように自然にきれいな肌をキープするのが難しくなります。
そこで、それを補うために高保湿な化粧品を使うようになるんです。
また、保湿と同時に力を入れ始めるのが、肌の汚れを落とすケア(洗顔やクレンジング、ピーリングなど)で、美容に感心がある人ほど時間や手間をかけているもの。
でも、これらの「保湿しずぎ」「洗いすぎ」こそが、更年期の人が気を付けるべき、お手入れの落とし穴だったんです。
私の場合は保湿しすぎでした
私が皮膚科に行くほど肌の不調を感じた原因は、おそらく「保湿しすぎ」だったよう。
先生の指示に従って、洗顔後に処方された保湿クリームだけで過ごしたところ、ずいぶん症状がよくなったので、たぶん間違いないと思います。
他にも、ストレスや睡眠不足、食事の摂り方も原因だったと思うのですが、保湿のし過ぎが原因って指摘されてもなんだか納得できなかったんですよね。
エナ
それが洗顔後にクリームだけでいいなんて、不安でたまらなかったんです。でも、結果的には先生の診断通りの結果に。
私が実践した超シンプルケアとは
まず、朝の洗顔をストップ。
ぬるま湯で軽く洗うだけです。最初の何日かは洗えていない気がして、このままメイクするのがためらわれたのですが、逆に必要な皮脂を肌に残すような気持ちで乗り切りました。
洗顔後は皮膚科で処方された保湿クリームを少しつけるだけ。そのあとにノブの日焼け止めを丁寧につけました。こちらも皮膚科ですすめられたものです。
娘と一緒に使えるノンケミカルなNOV(ノブ)の日焼け止めファンデーションは使いたかったので、石鹸で落とせるエトヴォスのミネラルファンデーションをパフで軽くつけて、ベースメイクはおしまい。
夜はダブル洗顔のいらないクレンジングで簡単に落とすだけでした。
皮膚科の先生に特に気を付けるように言われたのは、とにかく力を入れないこと。
私のように保湿しすぎの人は、力を入れすぎてこすりすぎているそう。皮膚の薄い目元は特に軽くと念を押されました。
3週間で症状がおさまりました
最初の数日間は、あまりにもシンプルなケアに不安で不安で、もっと肌荒れしたらどうしようとドキドキしていました。
でも、少しずつケアに慣れるにつれて、肌の調子もよくなって目の下のクマも気にならなくなっていきました。
一番変化がわかったのが、肌の表面にざらつきがなくなったこと。以前は顔を触ると、小さなつぶつぶというか、引っ掛かる感触があったのに、すべすべしてきたんです。
更年期のケアはシンプルに
更年期の肌荒れは女性ホルモンと深い関係があります。
年齢を重ねると、どうしても女性ホルモンの分泌量が減って、肌のハリや保水力にほころびが出始めてしまうもの。
自然の流れなので、ある程度は仕方ないけれど、それでもできることは2つあります。
ひとつは睡眠や食事、運動を意識すること。もうひとつはシンプルで与えすぎないケアです。
肌にもともと備わっている天然のクリーム(皮脂)を大切にするお手入れを目指すのがいちばん!
肌荒れしたらケアを見直すきっかけに
現在の私はというと、化粧水や乳液、クリームを使ったお手入れに戻して、いつも通りのスキンケアをしています。
美白などのエイジングケアも取り入れています。
以前と違うのは、力をいれすぎない、与えすぎないように意識するようになったこと。
ちょっと調子がよくないな、と思ったら迷わず、シンプルなケアに代えます。全くケアをやめてしまうのは逆効果だと思うので、最小限のケアに代えるようにします。
例えば化粧水とクリームだけ、とか、朝は洗顔料を使わないとか。そのときの肌の状態に合わせて変えながら、様子を見るようになりました。
高い化粧品よりも、自分に合った化粧品がいちばんだし、ケアの方法もそれぞれ違うはず。
これからも悩むことがあるかもしれませんが、いろいろなアイテムにチャレンジしたいし、そのためにも健康な肌をキープしたいと思っています。
エナ