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40代になってからジリジリと濃くなっていくシミに悩むこと数年。
「何か対策せねば…」
とは思うものの、高級美白化粧品とかレーザーとか、シミ対策ってものすごーくお金がかかるイメージ◝(๑⁺д⁺๑)◞՞
自宅でなるべくお金をかけずにシミを薄くしたいな。
そこで今回は、
自力でシミを消すための3ステップ【自宅でできる】
をご紹介!
シミを消すためにやったこと
5万円以上投入したけど効果がなかった…
私は美容のプロではありませんが、自宅でできるケアをあれこれ試すのが大好き。
頬にぽつぽつ増えてきたシミをなんとか薄くしたくて、1年くらいの間にいろいろなシミ対策を試してみました。
まずは憧れていた高級美白美容液からスタート。
1本使い切っても効果を感じられず…
2本目を買う前に思い切って皮膚科を受診してみることに。
シミ対策でやったこと
- 美白美容液(1本2万円以上)⇒効果実感は2本以上使用後からと知ってあきらめる
- 皮膚科でレーザー治療(1回3万円)⇒痛かった割に効果なし
- 皮膚科でケミカルピーリングを試す(1回8千円)⇒肌が明るくなって好感触!
- 自宅で美白美容液とピーリングを併用する方法を試す⇒シミに効果あり
- 2か月くらいで「見てわかるくらい」薄くなった
シミが薄くなるきっかけになったのは、皮膚科でシミの診断を受けたこと!
この時に、私のシミは肝斑ではなく老人性色素斑というもので、レーザー治療が一番効くと言われました。
レーザーの効果がでなくて絶望
ただ、このレーザー治療が痛くて一度で断念・・・。
輪ゴムで顔をピチピチたたかれているような痛み。
どうにか我慢できると思ったものの、どうしても2回目にチャレンジする勇気がでなかったんです。
しかも!
3万円もした1回目のレーザーは、思ったような効果はなし。
「ほくろも消えちゃうよ」と言われて期待していたのに…。
もう一回やってみよう、と言われたけど止めました。
皮膚科で受けたピーリングで手ごたえ!
そこで別の皮膚科でケミカルピーリングを受けたのですが、これがすごく自分に合ってた!
シミを消すというよりも肌全体のくすみをとるのが目的。
シミが薄くなるわけではなかったけれど、ひと皮むけたように肌が明るくなったのに大感動!!!
「自宅でピーリング&美白美容液」で結果が出た!
皮膚科に通うと高いので、
- 自宅でできるピーリングジェル(2,000円以内で買えるやつ)
- ピンポイントでシミにアタックする美白美容液
の二つでシミを薄くしていく作戦を試しました。
ピーリングは週に2回、美白美容液は毎日コツコツと続けたところ、二か月くらいで
シミを薄くすることに成功!
自力でシミを消すための3ステップ
敵を倒すにはまず「敵を知る」ところから。
自分で判断するのは難しいので、手っ取り早く皮膚科で診断してもらうのがベスト。
どうしても皮膚科に行きたくない場合は、専門家が解説しているサイトでチェックしましょう。
自己判断は失敗のもとです。
専門家でもない限りシミを自分で判断するのは難しいのですが、見た目である程度はわかります。
「シミ消し対策」のためには、まずシミの種類を理解しておきましょう。
この4つの他にも、「対称性真皮メラノサイトーシス」や「脂漏性角化症」などいわゆるシミと分類されるものがあります。
シミができるのは紫外線を浴びたから。
でも、紫外線を浴びたらどうしてシミになるのかちゃんと知っていますか?
シミのメカニズムを知っていると、美白化粧品を選ぶときに役立ちますよ。
紫外線を浴びるとメラノサイトに信号が送られ、メラニン色素が生成されます。
メラニンは悪者あつかいされますが、本来は紫外線から肌細胞を守るために作られるもの。
ただしメラニンの量が増えすぎると、表皮細胞部分で色素沈着がおこり、シミとなって現れてしまいます。
メラニンが作られてもターンオーバー(皮膚の生まれ変わり)がきちんと行われていれば、皮膚と一緒にはがれ落ちていくのでシミにはなりません。
通常の一時的な日焼けなら約1ヶ月後には消えるしくみなのです。
ところが、紫外線を浴びすぎたり、ストレス、加齢などの原因でターンオーバーのサイクルが乱れると、新陳代謝が滞るのでメラニンも肌の表面に残ってしまいます。
そのメラニンがやがて色素沈着を起こし、なかなか消えないシミとなってしまうんです。
シミの大きな原因は紫外線とターンオーバーの乱れですが、更年期の女性を悩ませる肝斑(かんぱん)には他にも原因があります。
肝斑(かんぱん)が発生しやすいのは30代以降の女性で、妊娠やピルの服用との関係や、閉経とともに薄くなったり消えたりする傾向からも女性ホルモンのバランスが影響していると考えられています。
閉経後の女性にはほとんど発生しないことからも信憑性は高そうですよね。
このことから肝斑の治療には内服薬を使うことが多いそう。もちろん紫外線やストレスなども一因となりますので、きちんとUVケアや保湿を心がけたいもの。
老人性色素斑と肝斑が重なっていることもありますし、肝斑だと気づかずにレーザー治療を受けると悪化させてしまうこともあるので、両ほほに沿ってぼんやりしたくすみを見つけたら専門の医師に診てもらうことをおすすめします。
これもstep.1と同じく皮膚科でずばり教えてもらうと確実。
レーザー治療ならどれもきれいになると思っている人も多いのですが、シミの種類によってはリスクが高いことも。
種類の違うシミが重なっている人も多いので、レーザー治療を受ける前に病院で診てもらいましょう。
ただ、シミの種類さえわかっていれば、そのシミに合わせた対策はざっくりとわかります。
シミの種類別に、簡単に表にまとめてみました。
シミの種類 | 美白化粧品 | レーザー治療 | 内服薬 |
---|---|---|---|
老人性色素斑 | 〇 | ◎ | 〇 |
肝斑 | 〇 | × | ◎ |
そばかす | △ | △ | 〇 |
炎症後色素沈着 | ◎ | × | 〇 |
この表はあくまで一般的に言われていることをまとめたもの。
この中で要注意は肝斑!
肝斑はレーザー治療によって悪化することもあります。
また、肝斑のように紫外線以外の原因で起こるシミと、紫外線によるシミが同時に発生している場合、治療はまず肝斑から始めます。
step.2の表を参考に、自分のシミに一番効きそうな美白有効成分を取り入れたお手入れを開始!
美白有効成分にはいくつか種類があります。
それぞれ得意なことが違うので、買う前にあらかじめチェックしておきましょう。
美白化粧品を選ぶ上で欠かせないのが、どんな美白有効成分が使われているかということ。
美白有効成分(びはくゆうこうせいぶん)とは?
美白効果のある成分として厚生労働省の認可を受けたもの。美白有効成分の効果は、メラニンの生成を抑え、しみやそばかすを抑えること。代表的なものには、ビタミンC誘導体、アルブチン、プラセンタエキス、コウジ酸、エラグ酸、トラネキサム酸などがある。
KOSE
ビタミンC誘導体、アルブチンなどは美白化粧品のCMなどでも繰り返し使われているので、知っている人も多いのではないでしょうか。
美白有効成分は高い安全性と有効性が求められるので、厚生労働省の認可が下りるまでにはかなり高いハードルがあるそう。
現在はだいたい20種類くらいが認可されています。
美白有効成分を大まかに分けると次のようになります。
1.メラニン生成を抑える成分
ビタミンC誘導体、アルブチン、プラセンタエキス、カミツレエキス、コウジ酸、エラグ酸、ルシノール、リノール酸、トラネキサム酸
2.メラニンの排泄をうながす成分
ビタミンC誘導体、プラセンタエキス、リノール酸
3.メラニンを還元して白くする成分
ビタミンC誘導体、コウジ酸、フラーレン、ハイドロキノン
ここで何か気づきませんか?
そう!
ビタミンC誘導体はすべての効果が認められているんです!
美白化粧品だけではなくさまざまな化粧品に使われているビタミンC誘導体。
抗酸化(老化防止)作用があったり、コラーゲンの生成をうながしてくれるなど頼もしい成分です。
美白化粧品を選ぶときは、ビタミンC誘導体が配合されているものがよさそうです。
美白成分 | 特徴 |
---|---|
ビタミンC 誘導体 | メラニン生成の予防とターンオーバー正常化によるしみの予防が期待される |
ハイドロ キノン | 新たなメラニンの生成を防ぎつつ高い美白作用が期待される |
アルブチン | しみやくすみを予防する効果が期待される |
トラネキサム酸 | しみ部位の炎症を抑える効果が期待される |
コウジ酸 | しみ予防や黄ぐすみにも効果的 |
ビタミンC誘導体以外の成分も含め、どの成分が一番美白効果が高いかははっきり言えないのが本当のところ。
いろいろな人の口コミを見てもわかるように、同じ美白化粧品でも評価は正反対だったりします。
それだけ肌との相性があるということなんです。
ベースになっている成分との相性や、配合具合によって浸透の仕方が変わったりと、人によってかなり差がでるもの。
アルブチンが合う人もいれば、ハイドロキノンで効果を実感する人も。
プラセンタエキスで肌のトーンが明るくなったという人も多いので、美白化粧品の成分に関しては自分で実際に使ってみるしかないんです。
そのかわり、自分に合った美白化粧品が見つかったら、じっくりと時間をかけてお手入れするのが美白への近道。
ターンオーバーには少なくとも30日以上かかるので、毎日の丁寧な美白ケアで肌の生まれ変わりをうながしていきましょう。
よく美白に効くと言われている成分は「アルブチン」と「ハイドロキノン」ではないでしょうか。
「アルブチン」はコケモモなどの植物に含まれる成分。
メラニン生成に関わるチロシナーゼ酵素に作用して、シミの原因となるメラニンの生成を抑制し、シミができにくくしてくれます。
「ハイドロキノン」もチロシナーゼ酵素の活性を抑える効果が非常に高い成分です。
他の美白成分と違うのは約100倍もの抑制力がある点。
さらに、過剰に増加してしまったメラニン色素も薄くする働きがあるので、漂泊効果が高いと言われる成分なんです。
できたばかりの薄いシミにはかなり効果的!
エナ
ただし、高い美白効果の半面肌への刺激も強く化粧品への処方には高い技術が必要なため、以前は病院でしか手に入りませんでした。
最近ではハイドロキノンを安全に処方した美白化粧品も市販されています。
アルブチンができる前のメラニンにアプローチするのに対し、ハイドロキノンはできてしまったシミに効いてくれる点が大きな違いだということを知っておきましょう。
私流「シミ消しメソッド」
私のシミは肝斑ではなく老人性色素斑なので、本来ならレーザーで薄くするのが一番いい。
でも、レーザーは一度失敗してしまったので、自力で何とかすることにしました。
その方法とは、
ピーリングジェルと「攻めの」美白美容液
の2つを使う方法です。
2か月シミ対策した後の写真がこちら↓
何年もいすわる濃いシミはまだ時間がかかりそうだけど、ここまで薄くできたのにはびっくり。
しかも、新しくできた小さなシミたちが明らかに目立たなくなりました!
このくらいならメイクできれいに隠せる!
ピーリングジェルは2,000円前後のお手頃なやつ。
美白美容液は、攻めの効果を期待して「ハイドロキノン」配合のもの。
つまり、ピーリングジェルでターンオーバーをうながしつつ、ピンポイントでシミに働きかける方法です。
ピーリングは肌の古い角質を落とすためにもの。ターンオーバー(肌の生まれ変わるサイクル)をうながしてくれるから、美容成分がしっかりいきわたるのをバックアップ!
勝因は、自分に合った攻めの美白美容液(ハイドロキノン配合)を見つけられたこと。
美白美容液にはいろいろなタイプがありますが、自分のシミに合わせて選ぶことが重要なポイントです。
使ってみてよかった美白化粧品
ピーリングジェルは安くてOK
実際に使ってみてよかったピーリングジェルをご紹介します。
選ぶポイントは次の3つ。
- 2,000円以内
- 敏感肌でも使える
- 日本製
皮膚科で受けるピーリングほどの効果が期待できなくても大丈夫です。
自宅で行うピーリングはあくまで古い角質を取り去るのが目的。
肌に優しいものの中から使い心地重視で選びましょう。
カントリー&ストリーム フェイシャルピーリング2
オルビス(ORBIS) アクアピーリングジェル
基本的に使い心地が好きなものでOK。
オルビスの方が肌に密着するから使いやすいけど、そのときの気分でいろいろ使い分けるのもアリ。
使いすぎて肌を痛めてしまわないように、週に1~2回だけ使うようにします。
美白美容液はちょっと奮発する
美白美容液でおすすめは、「シミの漂白剤」とも言われるハイドロキノン配合のもの。
チロシナーゼ酵素(シミの原因であるメラニン生成の際に働く)の活性を抑える効果が、非常に高い成分なんです。
「ハイドロキノン」は、もともと自然界に存在する成分です。
イチゴやブルーベリー、コーヒーや紅茶、麦芽などに含まれ、植物が紫外線を浴び発生した活性酸素により、酸化した細胞を元の状態に戻す働きがあるといわれています。
ampleur「新安定型ハイドロキノンとは」
すでにあるシミに作用してくれる成分としてハイドロキノンは期待大!
ただし、高い効果が期待できるかわりに、配合が難しく肌荒れの原因になることもあるんです。
一万円以上する美容液がほとんどなので、買ってから後悔したくないですよね。
そのためには、トライアルキットやサンプルがあるものを選ぶことが大切です。
アンプルール「ラグジュアリーホワイト コンセントレートHQ110」
ビーグレン「QuSomeホワイト2.0」
ビーグレンの方が強め。トライアルセットでのお試しは必須です。
成功の秘訣は【シミを知る→美白成分を選ぶ】
シミにはいろいろな種類があって、さらに肌の状態は人それぞれです。
これを見極めながら美白化粧品を選ぶのが最大のコツ。
じっくり取り組む必要がある美白化粧品は、香りやテクスチャーなどが好きかどうかも重要。
気になる化粧品が見つかったらまずはトライアルセットなどを使って相性をチェック!
今見えていなくても、皮膚の下にはシミ予備軍がたくさん潜んでいる可能性も高いです。
すぐにでも美白ケアを始めていきましょう!