意外と難しい化粧水選び。
「美白」や「柔軟」「引き締め」などいろいろな種類があって、「いったいどれを選んだらいいの?!」って迷うことがありますよね。
moka
答えはYes!!!
いくつかのポイント押さえて使えばさらに効果的です。
そこで今回は、
- いつもの化粧水に「美白化粧水」を重ねづけしてもいい?
- 肌の乾燥がひどい💧 「保湿化粧水」を2種類つけても大丈夫?
- 「収れん化粧水」や「拭き取り化粧水」はいつ使ったらいいの?
みたいな疑問に答えます。
この記事に書いている方法を実践するだけで、簡単に「自分がなりたい肌」に近づくことが可能✨
毎日使う化粧水だけに効果はテキメンですよ。
では、そんな「化粧水をダブル使いする方法」について、これから詳しくお伝えしていきます。
もくじ
化粧水を2種類重ねづけするメリットとは?
化粧水は保湿のため、だけじゃもったいない!
「どうして化粧水を使うのか」と聞かれたら、「保湿のため」「次に使う乳液やクリームの浸透をよくするため」と答える人が多いでしょう。
確かに年齢を重ねると、どうしても肌の乾燥が気になりますよね。
女性ホルモンが減るとお肌は乾燥する
お肌の調子に大きく影響を与えるのは、卵巣から分泌されるエストロゲンという女性ホルモン。
残念ながら、エストロゲンは年齢を重ねると減っていってしまいます。
さらに皮脂の分泌も減っていく40代のお肌は、どうしても乾燥肌に傾きがちなんです。
乾燥に悩む人は特に「化粧水は保湿のためにつける」というイメージを持っているはず。
でも、最近の化粧水の進化は本当にすごい✨
美白効果や毛穴の引き締め効果もある高機能なものが、どんどん各メーカーから発売されています。
保湿だけを目的に使うのはあまりにももったいないですよ。
化粧水のダブル使いで「保湿+アルファ」の効果を手に入れる
そこでおすすめしたいのが、「なりたい肌」に合わせて化粧水をダブル使いする方法。
多機能な化粧水を1種類使うよりも、今の肌に一番必要な成分を”集中的に”与えることで、早く効果を実感できるんです!
これは各メーカーでも推奨しているところが多く、通常の化粧水にプラスしてもう1本ピンポイントに効く化粧水を使う方法です。
毎日の洗顔後、真っ先に肌につけるものだからこそ、化粧水をもっともっと使いこなしたいですよね。
化粧水は「肌質」ではなく「なりたい肌」で選ぼう
ここで知っておきたいのが、化粧水選びの新常識です。
現代の化粧水は、「肌性(肌質)別に使い分ける」のではなく、「どのような肌を目指すか」によって選ぶのがベストだということ!
今まで肌質によって選んでいた人は、ベースに使う化粧水選びの方法を変えてみてください。
moka
それだけでも確実に肌が変わってきますよ✨
化粧水を2種類使うときの順番は?
一番悩むのが「つける順番はどうしたらいいの?」ということ。
重ねる化粧水のタイプによっても違いますが、基本的にさらっとした質感のものを先につかうと失敗が少ないです。
ただし、エタノール(アルコール成分)配合のものを使う時は注意が必要。
防腐剤の役割やさっぱりさせるために配合されていますが、肌が弱っているときや敏感肌の人には刺激が強く、肌が乾燥することもあります。
ダブル使いするときは化粧水同士の相性も気になるので、できればアルコールフリーのものを選びましょう✨
詳しくは、このあとご紹介する「なりたい肌別 化粧水のダブル使いの方法」で解説しています。
化粧水を混ぜて使ってもいい?
「重ねてつけるなら最初から混ぜて使えばいいんじゃない?」と思うかもしれませんが、これはNG。
雑菌が入りやすくなるので衛生面でも不安ですし、美容成分の配合が変わるので肌荒れの原因になることも考えられます。
「なりたい肌」に合わせて化粧水をダブル使いする方法
それでは具体的に化粧水のダブル使いについて解説していきます。
私が実際試してみて効果を実感できたものだけを紹介していますので、参考にしてみてくださいね✨
「しみのない明るい肌」には「プラス 美白化粧水」
「美白化粧水を使えば一本で済むのでは?」と思うかもしれませんが、保湿化粧水と組み合わせると驚くほど「明るい肌」と「しっとりした肌」が同時に手に入ります。
通常の化粧水の前に「プレ化粧水」としてシミが気になる部分に使うと効果的。
以前は頑固なシミに悩んでいたのですが、この方法に変えてから目で見てわかるほど美白効果を実感できるようになりました!
ポイントは化粧水の選び方。
ハイドロキノンやトラネキサム酸などの美白成分が高濃度で配合されているものを選ぶこと。
濃いシミがあるところにピンポイントで重ね付けし、そのあといつもの化粧水を使うだけで、肌がワントーン明るく変化していきます。
この方法のいいところは、保湿もきちんとできるところ。
乾燥肌で、美白化粧水は肌への刺激が強くて使いづらいという人にもおすすめの方法です。
「ハイドロキノン」で強力美白
AMPLEUR アンプルール ラグジュアリーホワイトローションAO II
使用するには医師の処方箋が必要だった美白成分「ハイドロキノン」を安定化させ、世界で初めて化粧品に配合。
シミ肝斑治療センター併設の美容皮膚科総院長が開発・監修したドクターズコスメです。
美白化粧品は乾燥しやすいというイメージを払拭する保湿力も定評があります。
moka
ラグジュアリーホワイト トライアルキット
「しっとりモチモチ肌」には2種類の「保湿化粧水」をダブル使い
同じ化粧水を重ねづけするよりも高い保湿効果を実感するためには、肌にしっかり浸透する化粧水を2種類使いましょう。
先にブースター効果のある化粧水をつければ、次につけるいつもの化粧水の保湿感をグッと底上げしてくれます!
まずはさらっとしたテクスチャーのものをパッティングするようになじませてから、とろみのある化粧水を重ねます。
手のひらで包み込むように肌に保湿成分を入れ込んでいくイメージで。
肌が飲むようにうるおう化粧水
オルビスユー ローション
リニューアルしてから大好評のオルビスユー。特に人気なのがこの化粧水です。
ひとことで言うと「肌がごくごく飲む感じ」。
とろっとしているのに、肌に乗せるとパシャッと軽くなじむ感触が新しい!
独自の高保湿成分「濃密ウォータージェリー」で、未だかつてないリッチな保湿感と超浸透を実現してくれます。
moka
オルビスユー
レビュー記事はこちら

「毛穴がキュッと引き締まった肌」には「プラス 収れん化粧水」
収れん化粧水は、うるおい効果があるだけではなく瞬時に肌を引きしめ、皮脂をコントロール。キメを整えながら肌をひんやり気持ちよく整える効果のある化粧水です。
毛穴をキュッと引きしめてくれる毛穴に悩む肌の救世主✨
使う順番はメーカーによって違いますが、「化粧水⇒乳液⇒収れん化粧水」の順で使うのが一般的です。
裏技的使い方は、いつもの化粧水の前に使う方法。
毛穴を一時的に引き締めるのではなく、長時間キュッと閉じた状態をキープできるんです。
その場合は、スースーするタイプではなくしっとり保湿しながら毛穴を引き締めるタイプを選びましょう。
収れん化粧水を使う時に気を付けたいのは、引きしめたいからと言って叩き込むようにつけないこと。
あくまで「化粧水の力を借りて」毛穴を引き締めるのがポイントです。
科学の力で毛穴をケア
ビーグレン(b.glen) QuSomeローション
ビーグレンは医学博士が開発したサイエンスコスメ。
QuSomeローションは、新開発の浸透テクノロジーによって浸透した保湿成分を17時間もキープ。保湿成分を長時間にわたって貯留することで、後に続く美容成分の効果を格段に高めてくれるんです。
みずみずしさが保たれることで、肌に柔軟性を与え、キメの細かい肌に導きます。
最新型ビタミンC誘導体によるテカリ防止もあるので、夏には特に欠かせない一本です。
moka
毛穴ケア サイエンスコスメb.glen
「くすみのない透明感のある肌」には「プラス ふき取り化粧水」
ふき取り化粧水は洗顔後に残っている汚れや古い角質を落とすのに使います。
ふきとるようになじませることで皮脂汚れやざらつきをクリアにし、次に使う化粧水や美容液などが浸透しやすいなめらかな肌に整える効果があります。
「最近肌がなんだかくすんで暗く見えてしまう・・」
なんて時はもちろん、化粧水の浸透が悪いときにもおすすめ。
保湿がうまくいかない悩みがある人は、肌にいらないものが残っている可能性もあるんですよ!
拭き取りタイプの化粧水
ドクターシーラボ ハーバルクレンジングローションO2
酸素と植物のパワーで、メイクも落とせるクレンジング化粧水。
古い角質や毛穴の黒ずみを浮かせて落とします。まつげエクステにも使えるので、ポイントメイクを落とすときも便利です。
洗顔後にこれで拭き取るとうっすらと汚れがコットンに!
「まだこんなに汚れが残ってたの?!」とちょっとショックを受けることもしょっちゅうです💦
moka
ハーバルクレンジングローションO2
化粧水のダブル使いで注意すること
化粧水をプラスするだけで自分好みの肌に近づけるためには、いくつか注意することがあります。
- 違うメーカーの化粧水を使うときは慎重に。
- 肌トラブルが起こったらすぐに使うのを止める。
- つけすぎに気を付ける。
1.違うメーカーの化粧水を使うときは慎重に
化粧水に限らず、化粧品を別々のメーカーから選ぶときには注意が必要。
科学的に反応して肌に悪影響があることはないと言われていますが、肌との相性もあるので、いきなりたっぷりとタブル使いしない方がいいです。
私は今まで化粧水のダブル使いで肌が荒れたことはありませんが、初めて使うときは念のため、顔の目立たない場所で試してから顔全体に使うようにしています。
ライン使いすることで効果が上がるように設計された化粧品も多いので、心配ならば同じラインの化粧水でそろえることをおすすめします。
2.肌トラブルが起こったらすぐに使うのを止める
使ってすぐニキビや赤みが出る場合や、しばらくは何ともなかったのにトラブルが発生することもあります。
そんなときは迷わずダブル使いをストップ!
肌との相性が悪かったり、体調や睡眠不足なども影響するので、無理に使い続けると肌荒れの原因になってしまいます。
3.つけすぎに気を付ける
意外とやってしまいがちなのが、保湿したいからと大量に化粧水を重ねること。
私の苦い経験なのですが、保湿しすぎで肌荒れを起こし、皮膚科で化粧水を禁止されたこともあります💦
その時は皮膚科のクリームだけで回復させましたが、「保湿しすぎで肌荒れするなんて」と驚きました。
高い美肌効果が欲しいからと、つけすぎたり力を入れすぎないように注意しましょう。
迷ったら「導入化粧水」をプラスしよう
化粧水のダブル使いはいつもの化粧水にプラスするだけなので簡単ですし、すぐに効果を感じられるイチオシの方法。
moka
そんな人には「導入化粧水」がぴったり✨
普段使っている化粧水の前に使うだけで、次に使う化粧水や保湿クリームなどの浸透が全然違うんです!
成功のコツは、なるべく分子量の小さいもの、つまり肌の奥までしっかりと届くものを選ぶこと。
私は、大学とメーカーの共同開発で作られたナールスピュアという導入化粧水を愛用しています。
どんな化粧水とも相性がよく、これを組み合わせるだけでシミにもしわにも早く結果がでるのでお気に入りです。
レビュー記事はこちら

まとめ:化粧水をとことん使いこなす
こんなにもたくさん化粧水があるのは、実は日本人ならではの特徴。
ヨーロッパやアメリカなどでは、化粧水はクレンジングの仕上げや角質除去用の拭き取りに使う程度で、クリームなどが一般的なスキンケア化粧品なんですよ。
たくさんの種類の化粧水があるのは、「こんな肌になりたい!」という日本人女性たちのニーズに応えるため。
40代の女性は長年愛用している基礎化粧品や、決まったスキンケアのやり方がある人も多いでしょう。
でも、美容技術は日々めまぐるしく進化しています。
自分の理想とする肌に近づくために必要な化粧水を選び取ってプラスしていくことが、複雑な悩みをもった40代の肌には効果的!
どんどん新しい化粧水にチャレンジしていきましょう✨